カリフォルニアにて再出発を成し遂げた新McHAL Enterprises Inc.社が1番に復活させたのが、唯一のフルフェイスラインナップだったこの「Apollo」。当時の多岐にわたるレースシーンで人気があり、ハーレー社やカワサキ車が純正採用していた歴史もあり、カスタム車からレーサーまで様々なハーレー乗り、カワサキ乗りたちに支持されました。
初期モデルのSシェルからの復刻で、小ぶりでスタイルの良いフルフェイス。見た目と大きさ感が非常に良いヘルメットです。
往年のApolloのスタイルとコンセプトはそのままに、現代の安全基準(アメリカDOT規格)をクリアさせていることもポイントで、シェルは強固なFRP,馬革のストラップや汗を吸いやすいスウェードの内装、シールドなど、コンセプトを崩さずに現代版としてアップデートされています。
とにかく小ぶりなのでスタイルに拘るバイク乗り、女性の方にもオススメです。
サイズ
XS 頭囲53〜54
S 頭囲55〜56
M 頭囲57〜58
L 頭囲59〜60
※XLサイズはありません。
頭囲とは眉の上、おでこの一番高い位置から水平に後ろに回して後頭部の一番高い位置を通って一周するように測った数値です。
素材
シェル: FRP
ストラップ: 馬革
内装: スウェード
○「帽体の大きさの比較はこちら」*オーシャンビートルMTX との比較です
McHal社について
マックホール社はBELLとほぼ同時期の1954年に創業されたアメリカ最古のヘルメットメーカーです。アメリカ西海岸を中心にレーサーへのヘルメットの供給やハーレーやカワサキとの提携ヘルメットを製造するなど急成長をし、1960年代にはBELL社、BUCO社と並ぶアメリカのヘルメット3大メーカーと言われるほどのブランドでした。当時のヘルメットのシェアは大量生産を基盤にしたBELLがほとんど、という時代に手間のかかる中つり天井や革張りの内装など手作業にこだわった製造方法を採用していましたが、BELL社との競争が激化した1970年に一度姿を消したメーカーです。製造期間の短さや絶対数の少なさから現在でも世界中に熱狂的なマニアやコレクターが存在し、スティーブマックイーンもプライベートで愛用していたことでも有名です。
そのMcHal社が新たに「McHAL Enterprises Inc.」として2018年カリフォルニアにて復活を遂げ、レーサー、ビンテージ乗り、チョッパー乗りに向けた商品を開発しています。
Official site [English]→McHAL Enterprises Inc.
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